式をほかのセルへコピーすると、式の中のセル番地は自動でずれます。ずらしたくない番地には $ を付けて止めます。試験では「税率のセルを固定して式を下へコピーする」「割引表を1つの式で埋める」のような形で出ます。
B2 に入れた式を、1つ下の B3 と、1つ右の C2 へコピーしたときの変わり方です。
| 書き方 | 呼び名 | 下へコピー | 右へコピー |
|---|---|---|---|
| =A1 | 相対参照 | =A2 | =B1 |
| =$A$1 | 絶対参照 | =$A$1 | =$A$1 |
| =$A1 | 複合参照(列を固定) | =$A2 | =$A1 |
| =A$1 | 複合参照(行を固定) | =A$1 | =B$1 |
$ は「この部分は動かさない」という印です。列の文字の前の $ は列を、行の数字の前の $ は行を止めます。
画面の名前と F4 キーの動きは Excel 2024 デスクトップ版でまだ確かめていません(確認予定)。ノートPCでは Fn キーと一緒に押す必要がある場合があります。
C2 に式を1つ入れると、C2:C5 にコピーされます。B8 に式を1つ入れると、B8:D10 にコピーされます。コピーしても正しい結果になるよう、$ を付けてください。税率は F1、割引率は B7:D7 にあります。
$F$1 と両方止めます。割引表では、価格は A 列(列を止める:$A8)、割引率は 7 行目(行を止める:B$7)にあります。| セル | 正解の式 | コピー先での式の例 |
|---|---|---|
| C2 | =B2*(1+$F$1) | C5:=B5*(1+$F$1) |
| B8 | =$A8*(1-B$7) | D10:=$A10*(1-D$7) |
税率は絶対参照。価格は行ごとに変わるので B2 のまま(相対参照)、税率はどの行も F1 なので $F$1 にします。
割引表は複合参照。どのセルでも「A 列の価格」と「7 行目の割引率」を掛けます。だから価格は列だけ、割引率は行だけを止めます。D10 では =$A10*(1-D$7) となり、5000円の30%引きの 3,500 になります。
迷ったら、コピー先の式を見る。右下のセル(D10)の式を頭の中で作り、使いたい見出しを指しているかを確かめると、どこに $ が要るか分かります。