テーブルにした表では、セル番地の代わりに「テーブル名」と「列の見出し」で場所を指せます。これを構造化参照と呼びます。試験では、テーブルに計算の列を足したり、テーブルの列を合計したりする形で出ます。
テーブル名が「売上」で、列の見出しが「商品」「単価」「数量」「金額」のときの例です。
| 書き方 | 指す場所 | よく使う場面 |
|---|---|---|
| 売上[数量] | 「数量」の列のデータ全部 | 合計や平均。=SUM(売上[数量]) |
| [@単価] | 同じ行の「単価」のセル | テーブルの中の計算。=[@単価]*[@数量] |
| 売上[@単価] | 同じ行の「単価」(テーブル名つき) | 意味は上と同じ |
= を打ち、同じ行の単価のセルをクリックします。セル番地ではなく [@単価] が入ります。* を打ち、数量のセルをクリックして Enter を押します。列全体に式が入ります。=SUM( と打ち、列の見出しのすぐ上にポインターを合わせて下向きの矢印になったらクリックすると、売上[数量] が入ります。テーブル名は[テーブルデザイン]タブの左端で確かめたり変えたりできます。名前を付けないと「テーブル1」のような名前になります。
画面の名前とクリックしたときの動きは Excel 2024 デスクトップ版でまだ確かめていません(確認予定)。
A1:D5 は「売上」という名前のテーブルです。D2 に金額(単価×数量)の式を入れると、テーブルの列全体(D2:D5)に入ります。F2 には、テーブルの数量の合計を求めます。どちらも構造化参照を使ってください。
[@単価] のように書きます。テーブルの外で列全体を使うときは、売上[数量] のようにテーブル名と列名で書きます。| セル | 正解の式 | 答え |
|---|---|---|
| D2(D2:D5) | =[@単価]*[@数量] | 1200・900・1000・960 |
| F2 | =SUM(売上[数量]) | 31 |
テーブルの中は @ 付き。D2 の式は「この行の単価×この行の数量」です。同じ式がテーブルの列全体に入り、どの行でもその行の値で計算されます。=売上[単価]*売上[数量] のように @ を付けないと、列全体どうしの計算になり、エラーになります。
テーブルの外は テーブル名[列名]。F2 はテーブルの外なので、列全体を 売上[数量] と書きます。=SUM(C2:C5) でも今は同じ 31 ですが、テーブルに行を足したときに合計から漏れることがあります。