細目 4.1.2

数式の中で構造化参照を使う

テーブルにした表では、セル番地の代わりに「テーブル名」と「列の見出し」で場所を指せます。これを構造化参照と呼びます。試験では、テーブルに計算の列を足したり、テーブルの列を合計したりする形で出ます。

書き方

テーブル名が「売上」で、列の見出しが「商品」「単価」「数量」「金額」のときの例です。

書き方指す場所よく使う場面
売上[数量]「数量」の列のデータ全部合計や平均。=SUM(売上[数量])
[@単価]同じ行の「単価」のセルテーブルの中の計算。=[@単価]*[@数量]
売上[@単価]同じ行の「単価」(テーブル名つき)意味は上と同じ
@ は「この行の」という意味です。@ が付くと1つのセル、付かないと列全体を指します。
行や列が増えても式を直さなくてよい。セル番地の D2:D5 は行を足すと範囲から外れることがありますが、売上[金額] はテーブルの行が増えると自動で広がります。
テーブルの中の式は自動で列全体に入ります。1つのセルに式を入れると、同じ列のほかの行にも同じ式が入ります(集計列)。

Excelでの入れ方

  1. テーブルの中のセルで = を打ち、同じ行の単価のセルをクリックします。セル番地ではなく [@単価] が入ります。
  2. * を打ち、数量のセルをクリックして Enter を押します。列全体に式が入ります。
  3. テーブルの外で =SUM( と打ち、列の見出しのすぐ上にポインターを合わせて下向きの矢印になったらクリックすると、売上[数量] が入ります。

テーブル名は[テーブルデザイン]タブの左端で確かめたり変えたりできます。名前を付けないと「テーブル1」のような名前になります。

画面の名前とクリックしたときの動きは Excel 2024 デスクトップ版でまだ確かめていません(確認予定)。

やってみようドリル 4.1.2-1

売上テーブル

A1:D5 は「売上」という名前のテーブルです。D2 に金額(単価×数量)の式を入れると、テーブルの列全体(D2:D5)に入ります。F2 には、テーブルの数量の合計を求めます。どちらも構造化参照を使ってください。

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